流星電波観測@岐阜県大垣市  観測地および使用機器の情報


     観測地点 : 岐阜県大垣市;  東経 136°36’/北緯 35°21’

     受信電波1 : 53.7550MHz; 福井県立大学アマチュア流星電波観測研究会[JH9YYA]送信,出力50W,連続波.

     受信電波2 : 53.1000MHz; 愛知県豊川市  東経 137°17’/北緯 34°50’ [JA2SDA]送信,出力10W,連続波.

     アンテナ : コメット社製 CA-52HB (2素子HB9CV);  天頂向き/エレメントはほぼ東西方向/地上高約7m.

     受信機
              チューナー  : SHAFT CORPORATION社製 SDR RTL2832U+R820T2
              パソコン : TOSHIBA Portege Z930 (Windows10 Pro 64bit).
              チューニングソフト : SDR Sharp(x86) ver. 1.0.0.1715 AIRSPY, Upper Side Band受信.
              0.9kHz附近の可聴周波数信号としてHROFFT(大川一彦氏作成)で記録.


     HB9CVアンテナ設置状況

アンテナ水平設置
【アンテナ水平設置】 2017年5月23日
   はじめは地デジTV用アンテナと共通のマストに水平設置しました.
   受信周波数に合わせてエレメント長をやや短くしてあります.

アンテナ鉛直設置1
【アンテナ鉛直設置1】 2017年5月30日
   翌週,BSアンテナ取り付け金具を流用して天頂向きにしました.
   彼方に見えるのは霊峰・伊吹山に連なる山脈です.

アンテナ鉛直設置2
【アンテナ鉛直設置2】 2017年5月30日
   アンテナとマストの取り付け箇所の拡大写真です.
   L字型に曲がっている手前の部分は不要ですが,切除が面倒なので残してあります.

アンテナ移設1
【アンテナ移設】 2018年11月11日
   HRO用に新設したマストにアンテナを移設しました.夕焼けに映えるアンテナたちです.
   右のGPアンテナと重なって見づらいのですが,写真中央がHRO用のHB9CVくんです.

アンテナ移設2-1 アンテナ移設2-2
【アンテナ再移設】 2018年11月16日 (写真撮影は2019年7月12日)
   HRO用マストを上に伸長し,アンテナをマスト最上部に再移設しました.
   L字型金具の不要な部分がいい感じのアクセントになっています.

アンテナ設置状況201907
【2019年7月の曇天に佇む孤高のアンテナ】
   正義の勇士HB9CVは今日も休むことなく流星と世界平和を見守ります.
   凛と立つ後ろ姿に哀愁がただよいます.


     チューナーの簡易工作

チューナー工作1
【チューナー基盤の固定】 2017年5月23日
   チューナーにはプラスチック製のケースが附属されていましたが,使いませんでした.
   動作させるとかなり発熱しますので, 別売の素子用放熱フィンと基盤裏用ヒートシンクを取り付け,
   さらに基盤裏側を0.5mm厚のアルミ板2枚で嵩上げして,百均で購入した缶ペンケースに固定しました.
   接着には熱伝導性両面テープを使い,ハンダ露出部は手芸用のグルーガンで絶縁を確保しました
   (これでもケースの基盤固定部附近がほんのり温かくなるほど発熱します).
   基盤左側のUSB接続端子の大きさからチューナーのサイズがお判りいただけると思います.

チューナー工作2
【チューナーボックス】 2017年5月23日
   基盤を缶ペンケースに収納および配線したチューナーボックスの全体像です.
   右側がアンテナケーブルで左側がパソコンに接続するUSB延長ケーブルです.
   これでチューナーとケーブルの接続部に過度な応力負荷がかかることを防止できます.
   また缶ペンケースの蓋をするとホコリ除けおよび電磁気シールドになります.
   ケースからのケーブル引き出し部には緩衝用にOリングを取り付けてみましたが.
   あまり用をなさなかったので,グルーガンでゴテゴテに固めてあります。
   実際にはケースの外部にあるUSBケーブルの外周をアルミテープでゴワゴワに覆い,
   ケーブルがノイズを拾わないようシールドしています.


     チューナーのアップグレード   2019年9月18日

チューナー変更
   観測の主系統・副系統の両方とも,チューナーを「Airspy Mini」に替えました.
    → SDR RTL2832U+R820T2 に戻しました.


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